今回はコーヒーの酸味を抑える為に気を付けておきたい3つの方法お話していきます。
前回はコーヒーの『苦味』を弱くするにはどうすればよいか、お伝えしてきました。
コーヒーには、苦味だけではなく、酸味もあるということです。
酸味だけが強く出てしまうと苦手な方もいらっしゃいます。
では、酸味を抑える為にすること、気を付けたい4つをご紹介していきます。
【コーヒー】の酸味を抑える4つの方法
酸味だけが強く出てしまうコーヒーを飲んだことがありますが?
それがいけないわけではなく、酸味の強さが美味しいと感じる方もいらっしゃいますし、実際スペシャルコーヒーでも酸味もとても大事にしています。
今回の場合は抑えたいな、と感じた方にお伝えしていきます。
鮮度の落ちてしまった消費期限の切れてしまった焙煎豆ではなく、鮮度の良いコーヒー豆でコーヒーをつくっていく過程で、気を付けることが出来る事をご紹介していきます。
そして、前回の記事では『苦味』についての対応策も書いています。
『苦味』を少しでも減らすにはどうしたらよいか?と悩んでいましたら、そちらをご覧ください。
【コーヒー】の苦味を減らしたい時の7つの方法⑫
購入時はパッケージや説明欄を確認
前回「苦味」に対しての対策について書いていて、そこでもお伝えしていまいすが、コーヒーを購入する際にはパッケージを確認して自分の好みの味になるのかどうかチェックしましょう。
酸味は強くない方が好みなのに、酸味の強く出るコーヒーを購入してしまったらもったいないですね。
コーヒー豆の選び方はパッケージに注目することがおすすめ⑧
焙煎度合いによっても酸味が違ってくる?
【コーヒー】焙煎度合いの風味や種類は大きく分けて3つ⑦
浅煎りは酸味が強く出ます。香りも良いのが特徴です。
バランスがよい中煎りは、酸味や苦味また甘味までも感じやすくなります。
深煎りは、と言えば、浅煎りの場合と違い酸味が弱くなり強い苦味も感じるでしょう。
購入時は表示されているのでまずはチェックしてみると良いですね。
焙煎豆を挽く時には 細かくなるように挽く
コーヒー豆を挽く工程で気を付けたいことは、豆を挽くときの細かさを調節することです。
はじめにこの調節をしておけば、お好みの細かさで豆を挽くことが出来ます。
電動ですと、簡単なスイッチになっているでしょう。
手動式で、じっくり挽く方向けのこんな記事もありますので、載せておきますのでよろしかったらご覧ください。
また、細かく豆を挽くことによりなぜ良いのか。
なんとなく、細かい方が酸味が強くなりそうですし、確かに酸味もしっかり出てきてしまいます。
しかし細かくすることで、お湯の接触部分が増えて成分も抽出されやすくなり、酸味だけでなく苦味も抽出されますね。
もし、自宅で自分の手で豆を挽くよ!という場合には、挽きの細かさの調節なども試してみましょう。
*ここでおすすめした挽きの細かさだけが良いというわけでもなく、豆の特徴に合っていない場合や、反対に粗目の方が良いこともありますね。
さまざまな工程の組み合わせで、答えは一つではない為あくまでも1つの方法として捉えていただけると良いでしょう。
温度は高温で抽出するようにしてみる
コーヒーの温度については、簡単にブログにしています。
【コーヒー】お湯の温度90℃と70℃で淹れてみたら味や香りに違いがあるのか⑤
酸味を減らす場合は温度を高めにして、酸味だけではなく苦味が入ることで酸味を感じにくくなります。
お湯の温度に気を付けるだけでも酸味を抑えることができます。
抽出時間を変えてみる
抽出する時間を少し伸ばしてみる、という事も出来ます。
お湯にじっくり浸かることによって酸味だけではなく、苦味やこく、うま味なども時間をかけて出てくれば強い酸味も消されやすくなるでしょう。
しかし、逆に時間をかけすぎると苦さが気になってしまうかもしれません。
調節していくことで、安定して味を出せるようになります。
フレンチプレスの場合は、摘まみのプランジャー部分を下げる前の時間帯を少し伸ばしてみましょう。
コーヒーの酸味を出し過ぎない為に 近くのコーヒー専門店で1度購入してみる
初めは近くの専門店で購入して おすすめコーヒーを聞いてみる
先ほどもお伝えしましたが、購入した豆がもともと酸味の出やすいものでしたら、酸味は強く出てしまいますね。
もちろん、豆の挽き方、抽出方法などにより違いはあります。
できたら、初めはお近くのコーヒー専門店で販売されている豆を店員さんとお話しながら購入することもおすすめです。
きっと優しく教えてくれるはず。
どんなコーヒーを求めているのかだけでも決めてから来店すると店員さんもおすすめしやすく、的確なコーヒー豆を選ぶことが出来るでしょう。
【コーヒー】酸味を抑える為に気を付けたい4つの方法 まとめ
コーヒーの酸味を抑える為に気を付けたい4つの事をご紹介してきました。
・購入時はパッケージや説明欄を先に確認しておく。
・焙煎豆を挽く時はコーヒー粉を細かく出来るように調節する。
・温度は高温で抽出する。
・コーヒーの抽出時間を長くしてみる。