「コーヒーを焙煎後にすぐ作って飲みたい!」
「焙煎してあるから良いでしょ?」
初めてコーヒーを作る方ならそう思うでしょう。
しかし、ちょっと待って下さい。
コーヒーを専門店で焙煎してもらってすぐに飲むことは、せっかくあなたが選んだコーヒー豆の美味しい味を目いっぱい引き出して飲むことが出来ません。
今回は、そんなどうして?のお話をお伝えします。
コーヒー豆を焙煎後の飲み頃はいつがいい?
専門店でコーヒーの注文が出来た!
さあ、焙煎されたばかりのコーヒーを飲もう!
少し待って!
美味しく飲めるまで慌てないで…。
え?どうして?
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コーヒー豆を焙煎したてで購入したら袋が膨らむ?
コーヒーを焙煎してもらったばかりで購入するとコーヒーの入った袋がパンパンに膨れてきます。
初めての方は驚くと思いますが焙煎したコーヒーから出てくるガスによるものです。
すぐに飲まずに1週間程あけてからコーヒーを作る
コーヒーの種類にもよりますが、焙煎して10日間くらいはそのままガス抜き期間として保存しておくことをおすすめします。(商品ごと的確な間隔が違ったり、個人の意見としてお伝えしていますので、その点をご了承ください。)
せっかく焙煎したのだから、すぐに飲みたい気持ちもわかりまし、3日目などで飲んでいけないわけではありません。
しかし、それならば待たずにタイミングよく飲みたい場合少し早めにコーヒー豆を注文しておくなど、ご自分の予定を先に合わせて予約しておくと良いかも知れません。
お店によっては、焙煎して丸1日経ってからお渡しするところもあります。
焙煎日を聞いてから購入すると良いでしょう。
なぜ、すぐではない方が良いのかと言えば、焙煎したばかりのコーヒーの豆は炭酸ガスを発生させるからです。
焙煎したてのコーヒー豆を購入するとコーヒー豆の入っている袋がパンパンに膨らんできます。
よく袋などに細かな穴(バルブ)が開いていたりします。
それは、炭酸ガスを排出しながらも空気の流入は防いでくれているのです。
こうすることで、安定したコーヒーを抽出しやすくなります。
なぜコーヒー焙煎後すぐに飲まないほうがいいの?
ガス抜き作業を行うことで美味しく飲める
ではなぜガス抜きしなくてはいけないのか…。
と、思いますね。
この作業をすることでコーヒーを美味しいく飲むことができるのです。
逆にガス抜きを行わないとガスが袋でこもりせっかく美味しく飲めるコーヒーの味に悪影響になることがあるからです。
お食事のできたてと違いコーヒー豆を焙煎したての場合は、数日おいておくことで美味しくいただけるということですね。
なるべく、味が落ち着いてきてからいただきたいですね。
焙煎後すぐ挽いたコーヒーと焙煎後30日程度あけたコーヒーを飲み比べてみた
1日目と30日目ではどう違うの?
焙煎後のすぐに豆を挽きコーヒーにしたものと、1ヵ月経ってから開封して作ったコーヒーで(前から購入してあった物を利用)飲み比べてみました。
焙煎後すぐの1日目のものは、やはりいつもの美味しいコーヒーとは違い特に酸味を強く感じられたり味にうまく言えませんが、落ち着きがないく、まだ早すぎるのだと感じます。
また、反対に1ヵ月近く寝かせていたコーヒーはコク・コーヒーの旨味安定した美味しさでいただけます。
やはり焙煎後すぐお飲みになるよりも寝かせてガス抜きができてからがおすすめです。
焙煎後10日目前後から40日前後で飲み切る感じがおすすめです。(←粉にした場合。豆の場合は3か月ほど)
また、浅煎りの場合や深煎りの場合など、またはコーヒー豆の種類などによっても美味しく飲める期間は違ってくるようですが、それでも基本的な美味しい期間を覚えておくと良いかも知れませんね。
豆を挽いてしまったら
コーヒーは、飲む直前に豆を挽いて淹れると美味しいコーヒーができあがると言われています。
もし、余分にたくさん挽いてしまったら、はやめに召し上がりましょう。
酸素の触れる部分が多くなり劣化がはやく美味しいコーヒーを味わいにくくなります。
【コーヒー】焙煎後の飲み頃はいつ?ガス抜きさせてから美味しくいただくのがおすすめ まとめ
今回は焙煎後すぐコーヒーを作るよりも飲み頃があるということがわかりました。
焙煎後はガス抜きをさせるための期間が必要です。
期間的には焙煎後最低でも3日後。
なるべく10日~30日(40日)あたりの1か月を目安にお飲みいただくと良いでしょう。
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